患者の皆様へ、最新情報です。

今や歯科治療は大きな変革期に入っております。それは、歯科治療の金属材料からの脱却です。昔は私たち歯科医師は金属を溶かし、患者さんの歯型に流し込みそれを固めて、口の中にセメントを使い入れてました。しかし、金属は固まるとき、収縮変形するためセメントの力で口の中に入れることになるわけですが、セメントも時間がたつと、くずれて隙間が空きます。そこに食べ物が入り込み、またう蝕が進行し治療がやり直しになります。その時、歯牙はさらに正常な部位は減少しますからもっと大変な治療になるわけです。当然費用も時間もかかるわけでそうならないためには変形しない材料をつかう必要があるわけです。そのため、3Dプリンターで強化プラスチックなら直接削り出し、できたものを直接装着するということになってきます。また金属製の詰め物は、これも変形が大きいからはずして直接強化プラスチックを詰める、という治療を保険治療で行なっております。こうして、メタルフリーの口の中にしていくこと、これが延命の大きな第一歩であります。保険治療では決められた歯牙を1本ずつ別々にかぶせ直すことはできますが歯が一部抜けてる、ブリッジの下では行えないのでその場合は、特殊強化プラスチックを使い、何本でも連結して作ることが自費治療で行えますので今後こういうメタルフリーの口の中の治療を行うことが増えることになります。詳しくはお電話（TEL 0897-44-7896）にてお問い合わせいただければお答えしますのでご相談お待ちしております。