親知らず・歯ぎしりについて

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親知らずの取扱いについて

親知らずの取扱いについて

歯というものは、元来噛むことが役目です。ですから、その親知らずが、もし、相手の歯があって、噛みあっているのなら、できるだけ残すべきと考えます。

しかし、すでに大きな虫歯ができていて、痛みを出している場合は、抜歯しなければだめな時もあります。親知らずは、奥に生えてきて、患者様自身が磨いても汚れがとれない場合が多いのです。私たち医者も自らの手指が思うように動かせて十分な治療ができないことが多いのでやむなく抜歯となります。プラスとマイナスを考えそれが大きい方を選んで対処すべきと考えます。

やはり目指すは、できるだけ早く両方の奥歯で気持ちよく食事ができるように、もっていってあげることだと、私は考えています。

親知らずによる
症状・治療・料金など

悪化時には疼痛、腫れ、食事の不具合などがみられます。
痛みは山登りと同じで時間とともに激化し、ピークをむかえると治療に向かいます。

治るまでの時間は人それぞれです。

どちらにしても、抜歯をする場合が多いですが、噛みあっている相手の歯を抜歯すべき場合もあります。
歯みがきがしづらかったら、うがい薬などを使用してもいいです。

料金は、保険適用で治療できますので、たいしてかかるものではありません。

歯ぎしりについて

歯ぎしりについて

歯ぎしりとは無意識に行うことが多いです。また就寝中に上下の歯を横にずらしてすりあわせることです。この行為の一番困ることは歯の異常摩耗です。ふつう一日で歯があたる時間は7~10分程度です。ところが数時間もの間、歯をすりあわせたり、くいしばったりすれば、歯のまわりのささえている骨がなくなるスピードが早くなり、歯の動揺がおきてきます。

歯は上から力を受けるようになっていますが、横からの力にも弱いので、生理的にそのような力がかかり続ければ、歯は早く抜けてしまうでしょう。そしてもし、延命できたとしても、咬耗していくことは、口の中が年をとっていくのが早くなることを意味します。歯はちびていく運命ですが、年齢相応のちび方ではなく、早くちびることでバランスが崩れ、ねこ背になったりしやすくなるのです。ですから、このようなトラブルに備え、歯ぎしり防止処理を、早めにするべきです。

歯ぎしりの症状・治療・料金など

悪化時には朝起床時に、口が開きにくかったり、あごがダルかったり、歯が浮いた感じで咬むと痛みを伴ったりすることがあり、やはり歯のあたりを和らげるプレートを入れて、寝てもらうことが一番の治療となります。
食事は食べられれば、何を食べてもかまいません。

料金は保険でできますから、プレート代は3割負担で5~6千円といったところです。

治療期間は人によって様々です。
早く治る場合もあれば、歯ぎしりの度合、歯の周りの状態によっては、長くかかることも多いです。
また簡単な咬み合わせの調整で治る場合もあります。

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